モビリティウィーク&カーフリーデーとは? > 過去の実施の様子

 横浜 | 2004年

人口350万人の横浜市は、業務・商業・観光共に特色ある都市を形成している都市です。歴史的建造物が多く残り、都市環境への取り組みも活発です。
このような横浜市で、環境・交通・まちづくりに関連した市民団体39団体が主体となり、横浜カーフリーデー実行委員会を組織し2004年初めてEUへの支援都市としてカーフリーデーに関する取り組みを行いました。
フリーマーケットやウォーキングなど屋外行事に約1万人の参加、車社会を考えるシンポジウムにも多数の参加がありました。


 松本 | 2004年

人口20万人の松本市は、環境問題への取り組みと共に、城下町としての観光客のもてなし・環境型観光の推進や城下町特有の道路事情による交通渋滞の緩和、市民意識の向上と健康増進等を目的にあげ、ノーマイカーデー運動の活動を展開していました。
2003年に設立された、行政、市民、鉄道事業者、警察等24団体からなる「松本市ノーマイカーデー推進市民会議」は、市民普及イベントとして市街地散歩やシンポジウム、勉強会、ノーマイカー通勤拡大ワークショップ、自転車にやさしいまちづくり関するミニサイクリングの実施など、初めてEUへの支援都市としてカーフリーデーに関するイベントを行いました。


 名古屋 | 2004年

名古屋市は人口200万人の愛知県の中心都市です。日本最大の自動車会社本社があり、自動車は交通モードとして大きな影響力を持っています。
しかし、名古屋市は1992年に「ノーカーデー」の実施を宣言し、自家用自動車の使用自粛を訴え、市営地下鉄及び市営バスの割引乗車券の販売を始めました。
また、「環境にやさしい自動車利用方針」を打ち出し、「クルマ」の効率的な利用を呼びかけています。

2004年、行政が主体となり初めてEUへの支援都市としてカーフリーデーに関する市民普及イベントを行いました。展示やオープンカフェなどを行いました。

 東京 | 2000〜2002年

日本ではNPO法人や環境NGOが核となり、2000年から2003年の3年間、9月22日、23日にカーフリーデーに関する催しが行われました。
日本から初めてのEUへの登録都市(支援都市)となりました。山手線一周ウォークやパレードやシンポジウムなどで、カーフリーデーをアピールしました。

 パリ | フランス | 2004年

1998年から実施を初めて6年目のパリ市では、2003年までの街の中心部での広範囲の実施から、むしろ小規模な地区レベルでの実施に切り替えました。
街の中心部での市民へのアピールやイベントの段階から、本格的な実施に向けた取り組みへと変化しています。
また、パンフレットやポスターもヨーロッパ委員会が配布する統一されたデザインではなく、独自性のあるものを作成してアピールをし、実施についても各参加自治体に委ねるなど、今後は交通社会実験の域を超えた発展型の運用が期待されます。
フランスの推進母体は、エコロジー・持続可能発展省です。


 ジュネーブ | スイス | 2004年

ジュネーブは、人口18万人の都市で、現在では国際連合ヨーロッパ本部、国際赤十字委員会本部を始め、様々な国際機関が集まるスイス随一の国際都市です。
都市交通としてスイスでは、自動車の個人所有からグループで共同利用する「カーシェアリング」のシステムが公共交通と連携しているなど、世界でも特筆すべき普及を見せていて、環境都市として市民の意識も高くなっています。
また、カーフリーデーが1998年にフランスで広がりだした時から参加しており、2004年にはヨーロッパでも最大級の予算を確保しています。
カーフリーデーでは、ヨーロッパ委員会が配布する統一されたパンフレットやポスターを使わずに、独自の都市環境を意識したアピール活動を行っています。









 リヨン | フランス | 2002年

リヨンは都市圏人口約120万人で、パリに次ぐフランスの大都市です。
2年目めの参加となる2002年は、中心市街地500ha(世界遺産の一部)をカーフリーデー実施地区とし、大きなイベントとなりました。リヨン自体はトップの交代で環境重視に転換し、昨年に引き続き2度目の参加でした。

歴史文化の日の18年目ということもあり、まちなかの店がほぼ全て閉店となる日曜日にもかかわらず、多くの人が参加していました。
この日は、歴史的建造物や文化財が特別公開され、自転車、ローラーを持ち出した家族連れ等の多くの人が、自分たちに戻った都市空間や歴史を十分に楽しんでいました。


 ストラスブール | フランス | 1998年

人口45万人のストラスブール市は、トラム(路面電車)を街づくりの道具としてその効果を世界に示した都市で、日本からはこの10年で1000を超す視察団が訪れる巡礼地となっています。ドイツ国境にあるアルザス地方の中心、人口45万人の都市です。
トラム以外にも、自転車利用の整備やレンタサイクル「ヴェロカシオン」、電気自動車のレンタカー、電気自動車のシャトルバス等での公共交通政策にとどまらず、総合的なまちづくりの領域でも成功を収めています。
ラ・ロッシェルでの実施の翌年から、「車のない日」はフランス環境省のプロジェクト「街では車を使わない日」となり、ストラスブール市も参加しました。

第1回では、テレビのゴールデンアワーのニュースに取り上げられるなど、特集が組まれるほどでした。現在では短時間での紹介になっていますが、恒例の社会的イベントとして定着していることがマスコミの取り上げ方からもうかがうことができます。
当日は自転車タクシーや公共交通がワンコイン(約200円)で乗車できるシステムも取り入れました。


 ラ・ロッシェル | フランス | 1997年

ラ・ロッシェルは、大西洋岸に位置する都市圏人口135,000人のフランス港湾都市で、古くから貿易の拠点、芸術・文化の街として栄えています。
その一方で、環境の観点から様々な都市交通施策を展開し、世界最初の電気自動車を使うインフラの整った都市としてその普及を行い、熱心な環境都市のパイオニアとして広く知られています。
フランスでも最初の歴史的環境保全地区に指定し、1975年にはフランス第1号の歩行者専用ゾーンを設けました。

このラ・ロッシェルで1997年9月9日に開催されたのが社会実験「車のない日」で、世界で初めて「街では車を使わない日」が実現しました。
直接要した予算は1200万円程度で、国からのポスターやちらし等の印刷物の支援はなく、自治体単独の草の根的な試行でした。

通常から行われている「Autoplus」という効率的な公共交通機関を自由に選択できるサービスの他、電気自動車やフリーレンタサイクル「黄色い自転車」、水上バスやタクシーの一律料金制等で大好評の一日となりました。
電気自動車を使った短時間の公共レンタカーといっているシティカーシステムのLISELEC、まちなかでのに中の配送は小型バンの電気自動車ELCIDISのシステム等最先端の交通システムが展開しています。




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