モビリティウィーク&カーフリーデーとは? > 海外の様子
ヨーロッパでの様子 | 2006年
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10年目の実施となるフランスではイベントによるアピールよりも施策の恒常化を目指し、カーフリーデーへの正式参加都市は減少し、モビリティウィークとしての参加が増加しました。 その中でも、1998年から毎年正式参加しているナント、カーフリーデーの老舗ラ・ロッシェルでは、様々な新しい交通施策が導入されていました。この2都市は、フランスで本格的カーフリーデーを実施している数少ない都市です。 ナントでのイベントの目玉は、基幹となる公共交通の第4路線(第3路線まではトラム)として整備中のBUSWAY(バス専用路線/2006年11月に開業)計画のお披露目でした。日本ではBRTと名づけそうなシステムですが、フランスの考える公共交通の基幹となるTCSP(公共交通専用空間)の交通手段の一つです。着々と工事が進められていました。 ラ・ロッシェルでは、街にとって主要な道路1車線分が歩行者自転車の専用道路に再配分されていました。レンタサイクルシステムの充実、移動制約者へのナベットや駐車場と市街地を結ぶ電気自動車のナベットなどもお目見えしていました。新しく整備された道路の開通式も行われ、人々は、1日車のない都市空間を楽しんでいました。 2006年のモビリティウィークの賞の候補地でもあるイタリアボローニャでは、「BO2」をキャッチフレーズに積極的な都市交通政策が展開されていました。 2006年EMW報告をダウンロード |
ナントでの様子![]() ![]() ラ・ロッシェルでの様子 ![]() ![]() |
ブリュッセル | ベルギー | 2005年
| EUの本部のあるブリュッセルでは、2005年で4回目となるカーフリーデーを行っていました。モビリティウィーク中ではあるものの22日ではなく、日曜日の18日に市全域の約32km2をカーフリーゾーンとして実施していました。 地下鉄路線全線をすっぽり取り込んだ広大な面積を舞台に、すべての周辺でもゲートを設置し、各所で様々な催しを展開していました。恒例となったイベントに市民もすっかり慣れている様子で、昼ごろには家族で街にサイクリング、ハイキングをしに集まってきていました。普段の街は、取り立てて先進的な都市交通政策を講じているわけではなく、普通の大都市と変わらず、車が目立つ状態で、カーフリーデーとの差は大変なものだった |
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フランス | 2005年
| フランスの環境省は新しく「Bougez Autrement」を2005年からはじめました。ヨーロッパをリードしてきた「車のない日」の社会イベントを拡大的、方向転換し、「これまでと異なる交通行動を」と意訳出来るのでしょうか、完全に次の段階に入っていました。街における車の問題はすでに社会的に十分認知され、現実の整備も進んでいるので、もう1日だけお祭りのカーフリーデーは役割を終え、さらに都市生活の質を高め、環境にやさしい交通行動をさらに具体的に進めるため、より幅広く、そして、施策の恒常化を前提とする交通週間へと進んでいたのです。 | ![]() |
パリ | フランス | 2004年
| 1998年から実施を初めて6年目のパリ市では、2003年までの街の中心部での広範囲の実施から、むしろ小規模な地区レベルでの実施に切り替えました。 街の中心部での市民へのアピールやイベントの段階から、本格的な実施に向けた取り組みへと変化しています。 また、パンフレットやポスターもヨーロッパ委員会が配布する統一されたデザインではなく、独自性のあるものを作成してアピールをし、実施についても各参加自治体に委ねるなど、今後は交通社会実験の域を超えた発展型の運用が期待されます。 フランスの推進母体は、エコロジー・持続可能発展省です。 |
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ジュネーブ | スイス | 2004年
| ジュネーブは、人口18万人の都市で、現在では国際連合ヨーロッパ本部、国際赤十字委員会本部を始め、様々な国際機関が集まるスイス随一の国際都市です。 都市交通としてスイスでは、自動車の個人所有からグループで共同利用する「カーシェアリング」のシステムが公共交通と連携しているなど、世界でも特筆すべき普及を見せていて、環境都市として市民の意識も高くなっています。 また、カーフリーデーが1998年にフランスで広がりだした時から参加しており、2004年にはヨーロッパでも最大級の予算を確保しています。 カーフリーデーでは、ヨーロッパ委員会が配布する統一されたパンフレットやポスターを使わずに、独自の都市環境を意識したアピール活動を行っています。 ●ジュネーブ モビリティウィークホームページ |
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リヨン | フランス | 2002年
| リヨンは都市圏人口約120万人で、パリに次ぐフランスの大都市です。 2年目めの参加となる2002年は、中心市街地500ha(世界遺産の一部)をカーフリーデー実施地区とし、大きなイベントとなりました。リヨン自体はトップの交代で環境重視に転換し、昨年に引き続き2度目の参加でした。 歴史文化の日の18年目ということもあり、まちなかの店がほぼ全て閉店となる日曜日にもかかわらず、多くの人が参加していました。 この日は、歴史的建造物や文化財が特別公開され、自転車、ローラーを持ち出した家族連れ等の多くの人が、自分たちに戻った都市空間や歴史を十分に楽しんでいました。 |
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ストラスブール | フランス | 1998年
| 人口45万人のストラスブール市は、トラム(路面電車)を街づくりの道具としてその効果を世界に示した都市で、日本からはこの10年で1000を超す視察団が訪れる巡礼地となっています。ドイツ国境にあるアルザス地方の中心、人口45万人の都市です。 トラム以外にも、自転車利用の整備やレンタサイクル「ヴェロカシオン」、電気自動車のレンタカー、電気自動車のシャトルバス等での公共交通政策にとどまらず、総合的なまちづくりの領域でも成功を収めています。 ラ・ロッシェルでの実施の翌年から、「車のない日」はフランス環境省のプロジェクト「街では車を使わない日」となり、ストラスブール市も参加しました。 第1回では、テレビのゴールデンアワーのニュースに取り上げられるなど、特集が組まれるほどでした。現在では短時間での紹介になっていますが、恒例の社会的イベントとして定着していることがマスコミの取り上げ方からもうかがうことができます。 当日は自転車タクシーや公共交通がワンコイン(約200円)で乗車できるシステムも取り入れました。 |
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ラ・ロッシェル | フランス | 1997年
| ラ・ロッシェルは、大西洋岸に位置する都市圏人口135,000人のフランス港湾都市で、古くから貿易の拠点、芸術・文化の街として栄えています。 その一方で、環境の観点から様々な都市交通施策を展開し、世界最初の電気自動車を使うインフラの整った都市としてその普及を行い、熱心な環境都市のパイオニアとして広く知られています。 フランスでも最初の歴史的環境保全地区に指定し、1975年にはフランス第1号の歩行者専用ゾーンを設けました。 このラ・ロッシェルで1997年9月9日に開催されたのが社会実験「車のない日」で、世界で初めて「街では車を使わない日」が実現しました。 直接要した予算は1200万円程度で、国からのポスターやちらし等の印刷物の支援はなく、自治体単独の草の根的な試行でした。 通常から行われている「Autoplus」という効率的な公共交通機関を自由に選択できるサービスの他、電気自動車やフリーレンタサイクル「黄色い自転車」、水上バスやタクシーの一律料金制等で大好評の一日となりました。 電気自動車を使った短時間の公共レンタカーといっているシティカーシステムのLISELEC、まちなかでのに中の配送は小型バンの電気自動車ELCIDISのシステム等最先端の交通システムが展開しています。 |
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